増毛くんネットで「AGA治療 後悔」を検索する方が多いようです。



後で後悔したくないから、あらかじめ調べる検索と治療開始後に後悔している男性が行う検索があるのでしょう。
AGA治療は効果が出るのに時間がかかったり、初期脱毛という辛い現象があるため、効果を疑って後悔する可能性があります。
私もプロペシアを飲み始めたときは、期待が高い反面、「効くのかな?」という不安な気持ちがありました。
ここでは、どんな場合に後悔するのか考えてみましょう。それが後悔のない治療を後押ししてくれると思います。
後悔する理由



どんな場合に後悔するのでしょうか?



そうですね。効果があれば後悔はしないはずですから、効果を感じられない場合に、治療にかけた費用や時間や手間を後悔するのではないでしょうか?



確かに。長く治療するほど後悔が大きくなりますね。



他には、効果があっても、辛い副作用で困ったときも後悔するかもしれません。



後悔を防ぐことってできますか?



できると思います。「彼を知り己を知れば百戦殆からず」*です。知らないために後悔してしまうのは避けたいところです。
効果が無いと早合点する理由



一番残念に思うのは、続ければ効果が得られるのに、効かないと思い込んで治療を中断してしまうことで生まれる後悔と思います。この場合、AGA治療について十分知ることにより誤解による後悔を防ぐことが大切と思います。
強すぎる期待による早合点



薄毛が目立ち始めた男性は、1日も早く効果が出るのを期待しますよね。



わかります。私もプロペシアを飲み始めた時、毎日鏡で頭髪の具合を見ていました。でも、なかなか変化はわかなないものです。



シャンプーで抜け毛の量をみて一喜一憂したのを覚えています。



薄毛を治したいという強い気持ちが、逆に毎日落胆を生みそうですね。



AGAクリニックが示しているビフォアアフターの写真を見て、自分もすぐそうなるというイメージを持ってしまうと、ため息の毎日になりがちです。
効果に気が付かない早合点



実は、効果がでていても気が付かないこともあるんです。



なぜですか?



毛髪が増えても見た目が変わらないことがあるからです。



どうしてですか?



毛髪は、軟毛、非軟毛、硬毛にわけられるのはご存じですか?



毛髪の太さの違いですか?



はい。正常な毛髪を硬毛といいます。直径60μm以上の太さと定義されます。一方、AGAで病的に細くなったのが軟毛で、直径30μm以下、あるいは直径40μm以下と定義されます。



硬毛が増えると、効果を感じられそうですね。



そこなんです。特に、フィナステリドとデュタステリドは、先に軟毛が増えます。治療開始前に発毛後数か月で抜けていた軟毛が、脱毛を免れて、その分だけ増えていくわけです。
ところが、太くなるには時間がかかるのです。時間をかけて、非軟毛を経て硬毛になっていきます。



軟毛が増えても、効果は実感できないのですか?



その通りです。臨床評価で用いる毛髪総数と写真判定は、乖離があります。そこで、硬毛数がより重要な評価項目とされています。



つまり、軟毛が増えるという効果は表れているのに、薄毛の改善を実感できないということですね。



はい。薄毛の見た目だけで判断すると効果が無いと早合点してしまうのです。
効果が出るのに時間がかかる男性の早合点



もう一つ、知ってもらいたいのは、効果が出る時期は個人差が大きく、男性によっては1年以上かかるという事実です。



1年も効果を実感できないと、ダメだと思っちゃいますね。



例えば、よく用いられるフィナステリドだけだと次のような結果が出ています。
【フィナステリドの効果】
〖フィナステリド(1 mg/日)を用いた414 名の「日本人」男性被験者を対象とした観察期間1年、2年、3年のランダム化比較試験〗+〖801 名の「日本人」男性被験者を対象としたフィナステリド(1 mg/日)の5年間観察研究〗
[結果]
頭頂部の写真撮影による効果判定で改善を認めた割合
1年:58%
2年:68%
3年:78%
5 年:99.4%



すごく時間のかかる男性がいるんですね。これを知らずに治療していると、途中であきらめてしまいそうですね。



はい。最終的にはほとんどの方に効果が出ています。あきらめずに続けたり、デュタステリドに変えたり、ミノキシジルと併用したりと戦略を変えていくことも重要です。
ミノキシジル外用が効かない体質もある



ミノキシジルを併用するお話をしましたが、ミノキシジル外用薬が効きにくい男性がいることが、落とし穴です。



えっ、それならフィナステリドで時間がかかる男性が併用しても、結局変わらない可能性があるってことですか?



そうなります。



実は、ミノキシジルそのものは発毛効果はなく、「硫酸転移酵素」という酵素によって「ミノキシジル硫酸抱合体」に変換されて初めて発毛効果が発揮されます。
この硫酸転移酵素の毛包における量は個人差が大きく、量が少ない男性は頭皮に塗布するだけでは効果が出にくいのです。



ミノキシジル外用薬だけで頑張っている男性も知っておいてほしいことですね。



はい。AGA治療は単純にはいかないことがあります。



いろいろな角度からひとりひとりに合ったAGA治療を進めてくれるクリニックとの出会いが大切です。



後悔しないオススメのクリニックをまとめておきますね。どれもAGAに特化したクリニックです。
薄毛治療・AGA治療は専門病院、TOMクリニックへ
AGA専門ドクターが 徹底サポート、東京AGAクリニック
薄毛・抜け毛(AGA)治療なら実績7万人超えの【ウィルAGAクリニック】
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治療効果が感じられないと、かけた時間、費用、手間に後悔してしまいます。しかし、実は効果が出始めているのに、効果が無いと早合点してしまう時に生まれる後悔は避けたいものです。期待が強すぎた場合や、効果が出ていても見た目には実感できない時期があることや、実際効果が出るのに時間がかかる男性がいることが早合点の背景にあります。ミノ外用が効きにくい男性がいることも盲点です。
後悔を生む副作用とは?



次は、後悔につながりかねない副作用についてお話ししましょう。
性機能障害が後悔を生む可能性





後悔してしまうような副作用って何ですか?



まず、性機能障害でしょう。



EDですね。僕、彼女がいるので、EDはまずいです。



他にも、性欲減退や射精障害などがあります。



男女関係にひびが入ってしまうと後悔しますね。



特に、デュタステリドを長期に使用したときに出ることがあると報告されています。EDなら10人に1人というイメージです。



止めれば元に戻るのですか?



デュタステリドは、半減期が約41時間と長いので、止めてもすぐには戻りません。どれくらいで戻るか正確なデータはないのですが、個人差があるようです。



はっきりしないのですね。



もっとはっきりしないことがあります。
日本におけるEDの有病率をみると、40代が20%、50代が40%、60代が60%と年齢とともに増えます。
つまり、デュタステリドを長期に使用してEDが始まった場合、デュタステリドの副作用が出たのか、年齢が進んでEDになっただけなのかはっきりしません。



難問ですね。



フィナステリドとデュタステリドを長期間使用した場合の性機能障害発現率をお示ししておきますね。
【長期使用の副作用比較】
フィナステリド VS. デュタステリド
プロペシア(フィナステリド)
投与期間:2年9カ月
「リビドー減退」0.21%(2/943 例)
「勃起不全」0.11%(2/943 例)
ザガーロ(デュタステリド)
投与期間:4年4カ月
「リビドー減退」8.3%(10/120例)
「勃起不全」10.8%(13/120例)
「射精障害」4.2%(5/120例)
循環器系副作用が後悔を生む?





ミノキシジル内服は、濃度が上がるほど効果も高いのですが、循環器系の副作用のリスクも増えます。



どんな症状ですか?



立ち眩み、むくみ、動悸、息切れといった症状が出ます。



仕事や生活に支障が出ますね。



はい。ご家族も心配されると思います。心血管系の症状ですので、万が一ということがあります。



何かあればご家族が後悔されますね。



ただし、最近、立て続けにミノキシジル内服の効果と安全性についての臨床研究報告があり、そこでは低用量ではミノキシジル内服は軽微なものが多く、重篤な副作用は認められなかったという結果が報告されています。



低用量ってどれくらいですか?



5mg以下ですね。
先ほど述べたような症状は5%程度の男性に見られましたが、症状は軽度で、年齢、体重、治療期間との相関は認められなかったそうです。
しかし、足のむくみは5mg使用者に多かったことから、マックスでも5mgが安全と考えられます。



用量に気を付ければ使っても大丈夫そうですね。



今のところ大丈夫と思います。ただし、後ろ向き研究しかないこと、何十年にもおよぶ長期使用の副作用についての情報が無いことなどから、漫然と使うことは避けた方が良いと思います。



どうすれば安心して使えますか?



年齢とともに心電図や採血検査で基本的な身体の状態をモニターしながら使うことが必要になると思います。



はい



また、併用禁忌となる薬を使いたい、あるいは使う必要が生じたときは、医師と相談してどうするか決めることが大切です。



副作用に関しては、長期的な経験が必要ですので、AGA治療の経験が長いクリニックが安心ですね。
経験の長いクリニックを紹介します。
薄毛治療・AGA治療は専門病院、TOMクリニックへ
AGA専門ドクターが 徹底サポート、東京AGAクリニック



参考になる米国の報告をまとめておきますね。
ミノキシジル内服の安全性に対する多施設研究の報告
(2021年アメリカ皮膚科学会誌)
【対象】平均年齢43歳(8〜86歳)、合計1404人の患者(女性943名、男性461人)
【研究方法】多施設後ろ向き研究
【結果】
- ミノキシジルの平均用量:1.63 mg (範囲 0.03-15)
- 平均使用期間:7.9カ月 (範囲 3カ月-79カ月).
- 副作用出現率(トータル):20.6%
- 副作用のため使用中止になった患者:43人 (1.7%).
- 最も頻度の高い副作用は多毛症(15.1%)で、うち14人の患者(0.5%)が治療を中止した
- 全身性の副作用を135人(5.5%)に認めた
- たちくらみ(1.7%)、むくみ(1.3%)、頻脈(0.9%)、頭痛(0.4%)、眼窩周囲浮腫(0.3%)、不眠症(0.2%)
- 29人(1.2%)の患者が治療を中止した
- 生命を脅かす副作用は認めなかった
Vañó-Galván S, et al. Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss: A multicenter study of 1404 patients. Am Acad Dermatol. 2021 Jun;84(6):1644-1651.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33639244/
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デュタステリドは10人に1人くらいの頻度で性機能障害が自覚されると報告があるため、使用する場合は、パートナーに伝えておきましょう。ミノキシジル内服は、たちくらみ、動悸、足のむくみ、息切れなどが20人に1人の頻度で自覚されると報告されています。用量依存性があり、ミノキシジル5mg以下の低用量では、軽度で重篤な副作用はなかったとの報告が出ていますが、症状が出たら主治医と相談しましょう。
この記事のまとめ


今回は、AGA治療で後悔する理由を、「効果を感じない場合」と「副作用を感じた場合」の2つにフォーカスを当てて説明しました。
AGA治療は、効果が出ていても実感できるのに時間がかかることが多いため、「自分は効果が無いんだ」と早合点してしまうことが多いのです。期待が高すぎるとよけいにそうなります。
デュタステリドの性機能障害やミノキシジル内服の循環器系副作用は、恐れる必要はありませんが、パートナーや家族の理解が大切と思います。
後悔のないAGA治療継続の糧にしていただければ嬉しいです。








